スーパーコンピュータシステム 提供サービス
■はじめに
スーパーコンピュータシステムを利用するためには利用者番号を取得する必要があります。利用者番号の申請についてはこちらをご参照ください。なお,利用者番号はユーザごとに取得していただく必要があり、利用者番号(ユーザアカウント)の使いまわしは厳禁としています。
■提供サービスの概要
○基本サービス(利用者番号の取得のみで利用可能)
- ・試用・デバッグ用の共用ノードの利用(4ノード,ジョブの経過時間1時間まで,全ユーザが利用)
- ・スパコンストレージの利用(home領域 100GB)
- ・アプリケーションサーバの利用(利用資格に制限あり) 詳細はこちら
○付加サービス(必要に応じて追加で申請が必要)
- ・共用ノード利用:演算時間(トークン)を申請し,それを消費することでジョブを実行します。
計算リソースは利用者間で共用となります。 多数のノードを必要とする大規模ジョブにも対応します。
注意:演算時間は利用ノード数と経過時間の積で算出します。 - ・例1:1ノードの利用で経過時間が1時間(3600秒)→ 3600秒(=1×3600)
- ・例2:8ノードの利用で経過時間が10分(600秒) → 4800秒(=8× 600)
- ・占有ノード利用:ノードを申請し,申請者(とグループのメンバー)でそのノードを占有してジョブを実行します。
利用料金は定額です。他のユーザのジョブを待つことなく,実行することができます。 - ・ストレージの追加:home領域,work領域を追加できます。
※上記の付加サービスはグループ(申請者が利用を許可した他の利用者で構成)での共同利用が可能です。
■ジョブクラス
○サブシステムA
リソース グループ (キュー)名 |
計算リソースの指定の上限 | ユーザ毎の ジョブ数の上限 |
||||
ノード数 | 経過時間 | 1ノード当たり のメモリ量 |
同時受付数 | 同時実行数 | ||
試用・デバッグ用 | ea | 4 | 1時間 | 338GB | 4 | 1 |
共用ノード利用 | sa | 8 | 24時間 | 338GB | 128 | 40 |
ma | 32 | 24時間 | 338GB | 128 | 40 | |
la | 128 | 72時間 | 338GB | 128 | 40 | |
ha | 256 | 240時間 | 338GB | 128 | 40 | |
占有ノード利用 | ######a ※1 |
申請ノード数 | 336時間 | 338GB | 500 | 無制限 ※2 |
※1:占有ノード利用のリソースグループの「######」はグループ毎のIDになります。
※2:同時に使用するノード数の上限は申請ノード数となります。
(例:申請ノード数が8の場合,1ノードのジョブは最大で8個同時に実行可能となります。)
○サブシステムB
リソース グループ (キュー)名 |
計算リソースの指定の上限 | ユーザ毎の ジョブ数の上限 |
||||
ノード数 | 経過時間 | 1ノード当たり のメモリ量 |
同時受付数 | 同時実行数 | ||
試用・デバッグ用 | eb | 4 | 1時間 | 94GB | 4 | 1 |
共用ノード利用 | sb | 8 | 24時間 | 94GB | 128 | 40 |
mb | 32 | 24時間 | 94GB | 128 | 40 | |
lb | 128 | 240時間 | 94GB | 128 | 40 | |
占有ノード利用 | ######b ※1 |
申請ノード数 | 336時間 | 94GB | 500 | 無制限 ※2 |
※1:占有ノード利用のリソースグループの「######」はグループ毎のIDになります。
※2:同時に使用するノード数の上限は申請ノード数となります。
(例:申請ノード数が8の場合,1ノードのジョブは最大で8個同時に実行可能となります。)
ジョブの同時実行数はシステムの利用状況を踏まえた上で適宜変更する可能性がありますので、ご了承ください。