SUPERCOMPUTERスーパーコンピュータ

スーパーコンピュータシステム 提供サービス

はじめに

スーパーコンピュータシステムを利用するためには利用者番号を取得する必要があります。利用者番号の申請についてはこちらをご参照ください。なお、利用者番号はユーザごとに取得していただく必要があり、利用者番号(ユーザアカウント)の使いまわしは厳禁としています

利用負担金についてはこちらを参照してください。

提供サービスの概要

基本サービス(利用者番号の取得で利用可能)

  • ・スパコンストレージの利用(home領域 100GB)
  • ・アプリケーションサーバの利用(利用資格に制限あり) 詳細はこちら

※1:基本負担金で利用できるサービスにスパコンの試用・デバッグ用のリソースグループが含まれません。別途、トークン(付加サービス)が必要になります。
※2:HPCI/JHPCNの採択課題においてアプリケーションサーバを利用予定の場合は、別途、基本負担金のご負担が必要になります。

付加サービス(必要に応じて追加で申請が必要)

共用コース:
  • ・演算時間(トークン)を申請し、それを消費することでジョブを実行します。
    計算資源は利用者間で共用となります。 多数の資源を必要とする大規模ジョブにも対応します。
    注意:演算時間は利用CPUソケット数またはGPUカード数と経過時間の積で算出します。
  • – 例1:1CPUソケットの利用で経過時間が1時間(3600秒)→ 3600秒(=1×3600)
  • – 例2:8GPUカードの利用で経過時間が10分(600秒) → 4800秒(=8× 600)
占有コース:
  • ・CPUソケットまたはGPUカードの資源を申請し、申請者(とグループのメンバー)でその資源を占有してジョブを実行します。
    利用料金は定額です。他のユーザのジョブを待つことなく、実行することができます。
  • – CPUソケット1単位については、ノード1/2(CPUコア数:32、メモリ:256GiB)+ストレージ:4TBとなります。
    2CPUソケットを超える利用申請の場合は、2の倍数のみ受け付けます。
  • – GPUカード1単位については、ノード1/4(CPUコア数:16、メモリ:128GiB)+ストレージ:4TBとなります。
    4GPUカードを超える利用申請の場合は、4の倍数のみ受け付けます。
ストレージの追加:
  • home領域とwork領域を追加できます。

 

※上記の付加サービスはグループ(申請者が利用を許可した他の利用者で構成)での共同利用が可能です。

ジョブクラス

CPUノード群

リソース
グループ
(キュー)名
計算リソースの指定の上限 ユーザ毎の
ジョブ数の上限
ソケット数 経過時間 1CPUソケット当たり
のメモリ量
同時受付数 同時実行数
共用コース ec 4 1時間 240GB 4 1
sc 32 24時間 240GB 128 40
lc 256 240時間 240GB 128 40
占有コース ######c
※1
申請CPUソケット数 336時間 230GB 500 無制限
※2

※1:占有コースのリソースグループの「######」はグループ毎のIDになります。
※2:同時に使用するCPUソケット数の上限は申請CPUソケット数となります。
(例:申請CPUソケット数が8の場合、1CPUソケットのジョブは最大で8個同時に実行可能となります。)

GPUノード群

リソース
グループ
(キュー)名
計算リソースの指定の上限 ユーザ毎の
ジョブ数の上限
GPUカード数 経過時間 1GPUカード当たり
のメモリ量
同時受付数 同時実行数
共用コース eg 1 (MIG) 1時間 16GB
※2
4 1
sg 4 240時間 120GB 32 5
lg 32 72時間 120GB 32 5
占有コース ######g
※1
申請GPUカード数 336時間 120GB 500 無制限
※3

※1:占有コースのリソースグループの「######」はグループ毎のIDになります。
※2:1MIGあたりのメモリ量になります。
※3:同時に使用するGPUカード数の上限は申請GPUカード数となります。
(例:申請GPUカード数が8の場合、1GPUカードのジョブは最大で8個同時に実行可能となります。)

ジョブの同時実行数はシステムの利用状況を踏まえた上で適宜変更する可能性がありますので、ご了承ください。