2023.02.28[終了] Intelコンパイラのアップデートに伴う緊急メンテナンスについて
当センターのスーパーコンピュータにインストールしているIntelコンパイラにおいて、
脆弱性があることが発表されました。
Intel oneAPI Toolkit software Advisory
https://www.intel.com/content/www/us/en/security-center/advisory/intel-sa-00773.html
以下の内容にて、スーパーコンピュータのIntelコンパイラに関してアップデートに伴う緊急メンテナンスを実施いたします。
日時:3月2日(木) 9:00~10:00
内容:
intel/2022.1.2 以下のバージョンにおいて、C/C++コンパイラ(icc、icx、icpc、icpx、dpcpp、dpcpp-cl)が利用できなくなります。
なお、コンパイル済みのプログラムの実行に影響が出ないよう、Intelコンパイラ及びライブラリのデフォルトバージョンは intel/2020.4.304 のままとします。
・C/C++コンパイラを利用される場合は、Intelコンパイラのバージョンを intel/2022.3.1 に切り替える必要があります。
切り替えは以下のコマンドで行うことができます。
module switch intel/2022.3.1
・新しいコンパイラ(intel/2022.3.1)でコンパイルしたプログラムを実行する場合、ジョブスクリプト内でも module switch コマンドでバージョンを切り替える必要があります。
・デフォルトバージョンは変更しないため、intel/2022.1.2 以下ですでにコンパイル済みのプログラムを計算ノードで実行することは可能です。
ただし、intel/2022.1.2 以下のバージョンで C/C++ のコンパイルはできなくなりますので、バージョンを切り替えて再コンパイルされることを推奨します。
・緊急メンテナンス中、ログインやジョブの実行は問題無く行うことができますが、タイミングによってはコンパイルに失敗する可能性があります。
・アプリケーションソフトウェアに関しては、利用頻度の高いものから順次、intel/2022.3.1 バージョンで利用可能にしていきます。
・アプリケーションサーバのIntelコンパイラに関しても対応を行います。
利用者の皆様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
本件に関しましてご不明点等ございましたら、
情報基盤センター:hsay[at]iic.hokudai.ac.jp
までお問い合わせください。