2024.11.07[2025/03/24更新] 新学際大規模計算機システムが2025年4月より稼働
(2025/03/24 追記)
新システムの利用負担金についてはこちらよりご覧いただけます。
(2025/02/04 追記)
現行システムのサービス終了日時については、こちらをご覧ください。
(2025/01/14 更新)
新スーパーコンピュータシステムの概要資料を更新しました。こちらよりご覧いただけます。
北海道大学情報基盤センターでは、スーパーコンピュータシステムとクラウドシステムから構成される「学際大規模計算機システム」(北海道大学ハイパフォーマンスインタークラウド)の後継として導入予定の新学際大規模計算機システムについて、富士通社製のFUJITSU Server PRIMERGYシリーズを中核とするシステムとなることが、入札の結果決定しました。新システムは2025年4月より稼働し、7月より本格運用を開始する予定です。
新スーパーコンピュータシステムは、「第5世代インテルXeonプロセッサー」を搭載したPCサーバ480台で構成されるCPUノード群と、「第5世代インテルXeonプロセッサー」およびGPUコンピューティングカード「NVIDIA H100」を搭載したPCサーバ24台で構成されるGPUノード群を備えた、超並列型の計算機システムとなります。新システムの総理論演算性能は、現行システムに対して2 .27倍となる9ペタフロップスになります。また総物理容量16.95ペタバイトのストレージシステムは、記憶媒体がフラッシュメモリー(SSD)のみで構成されたオールフラッシュストレージになります。
新スーパーコンピュータシステムでは、現スーパーコンピュータシステムと同様に、占有ノード利用および共用ノード利用の二種類のサービスを提供予定です。利用負担金を含むサービスの詳細は現在検討中で、決まり次第ご案内します。
新クラウドシステムは、ディスアグリゲートコンピューティング技術のPRIMERGY CDIを採用し、「第5世代インテルXeonプロセッサー」を搭載したPCサーバとGPUコンピューティングカード「NVIDIA H100」及びNVMe SSDをPCIeファブリック経由で柔軟に接続し、管理します。ソフトウェアではSUSE Rancher Primeを採用し、従来の仮想化環境からKubernetesによるコンテナ環境を基礎としたクラウド環境に移行します。
新クラウドシステムでは、上記の基盤技術をもとにJupyter環境による対話的な計算サービス、および共有・占有Kubernetesクラスタによるアプリケーション導入環境を提供する予定です。
(2025/03/24 追記)
新システムの利用負担金については以下の資料をご覧ください。
新システム利用負担金表
(2025/01/14 追記)
新スーパーコンピュータシステムの構成や更新スケジュール等に関しては以下の資料をご覧ください。
次期スーパーコンピュータの概要