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2025.05.22スーパーコンピュータ「Grand Chariot 2」利用GPUミニキャンプ(入門編)【2025/6/16-19】

本イベントは終了しました。

共催:東北大学サイバーサイエンスセンター、最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)(筑波大学計算科学研究センター、東京大学情報基盤センター)、東京科学大学情報基盤センター、東京科学大学 総合研究院スーパーコンピューティング研究センター、名古屋大学情報基盤センター、京都大学学術情報メディアセンター、大阪大学D3センター、九州大学情報基盤研究開発センター、エヌビディア合同会社

開催趣旨

北大のスパコンとして初めてGPUを搭載するGrand Chariot 2の本運用開始(2025年7月)に先立ち、GPUスパコンの利用希望者や潜在的な利用者などを対象としたGPUミニキャンプ(入門編)を開催します。今回は、各参加者の研究分野のソフトウェア等をGPUスパコン上で実行する方法を体験してもらう点に主眼を置き、GPU利用者の拡大に貢献することを目指します。本ミニキャンプでは、参加者が、それぞれ対象とするプログラムコードやソフトウェア等を持ち込み、北大新スパコンのGPUを利用することを試みます。課題が生じた場合には、情報基盤センターの関係者に加えて、共催機関等から参加予定のメンター(GPUのスペシャリスト)が課題解決に向けたサポートを行います。なお、今回は、エヌビディアを中心に、機械学習分野の経験が豊富なメンターにも数多く協力いただく予定ですので、機械学習分野関連の方のご参加も大歓迎です。

開催日時・プログラム等

本イベントは全てオンラインでの開催となります。参加者は各自でSlackとオンラインミーティングツール(WebExを予定)を立ち上げた上で、北大のGrand Chariot 2に接続して作業ができる環境から参加していただきます。Slackおよびオンラインミーティングツールの接続先情報は参加者のみにご連絡いたします。

2025年6月16日(月)

  • 10:00~12:00 準備(Grand Chariot 2の使い方講座など)
  • 13:30~14:30 イントロダクション(参加者の自己紹介・目標紹介・メンターの紹介など)
  • 14:30~16:50 各自で実践(適宜自由に休憩)
  • 16:50~17:00 事務連絡・修了

2025年6月17日(火)・18日(水)

  • 各自で実践(メンターによる質問対応はベストエフォート)

2025年6月19日(木)

  • 10:00~10:30 事務連絡・情報交換
  • 10:30~16:00 各自で実践(適宜自由に休憩)
  • 16:00~16:50 実施結果の紹介
  • 16:50~17:00 事務連絡・終了

メンター

  • 村上 真奈:エヌビディア合同会社 ソリューションアーキテクト マネージャー
  • 山本 小太郎:エヌビディア合同会社 シニアDeep Learningソリューションアーキテクト
  • 卜部 達也:エヌビディア合同会社 シニアソリューションアーキテクト
  • 徳永 匡臣:エヌビディア合同会社 ソリューションアーキテクト
  • 丹 愛彦:エヌビディア合同会社 HPCソリューションアーキテクト
  • 古家 真之介:エヌビディア合同会社 HPCデベロッパーリレーションズ
  • 下川 辺隆史:東京大学 情報基盤センター 准教授
  • 大島 聡史:九州大学 情報基盤研究開発センター 准教授
  • 河合 直聡:東北大学 サイバーサイエンスセンター 助教
  • 鈴木 謙吾:京都大学 学術情報メディアセンター 助教

参加資格・条件・準備等

  • 今回のイベントはスパコンに搭載されているGPUの利用経験が浅い人を対象としています。GPUをすでに利用していて、プログラムの高度化・高性能化などを目的とする場合には、対象外としてお断りする可能性があります。(別途、共催機関が主催する適当なイベントをご案内させていただく可能性があります。)
  • 受講資格者は、国公私立大学・高専の教員・学生・研究生、研究機関研究員、企業に所属する研究者・技術者です。 実施内容は、学術研究、教育および社会貢献に関連するものに限ります。 受講にあたって、センターのスーパーコンピュータのユーザーである必要は必ずしもありません。 受講生には、センターのスーパーコンピュータを利用できる無料アカウント(お試しアカウント)を発行します。
  • 外国人及び海外在住者の方が講習会に参加を希望される場合は、下記を踏まえて申込を行ってください。(条件を満たさない場合には、お断りする可能性もあります。)
    「外国人及び海外在住者、特定類型該当者の学際大規模計算機システム利用について」
  • 「北海道大学情報基盤センター大型計算機システム利用規程」および「情報基盤センター大型計算機システム適正利用の手引き」を熟読し、遵守してください。
  • 実施に必要なコードやデータセット等をセンターのスパコン上のストレージに持ち込んでいただく必要があります。また、サポートの際にメンターがデータセット等を見ることをご了承ください。共有ディスクを利用しますので、個人情報など持ち込みが難しいデータセットの場合、データの匿名化やダミーデータセットの利用などの対応をお願いします。
  • SSHを介したコマンドライン操作によるLinux上での作業となるため、Linuxのコマンドライン操作に関する基礎知識が必要です。 また、Linux環境でのエディタ(例:Emacs, vim)を用いたファイルの編集が必要になります。必要に応じて事前に予習を各自で行なっておいてください。
  • 原則、プログラムの初日(6/16)と最終日(6/19)はご参加いただく必要があります。(途中の一時的な離席は自由です。)
  • オンラインミーティングツールやSSHによる接続のためのターミナルソフト等のインストールは、各自で事前に済ませておくようにしてください。(参加者に対して、別途、ご案内予定です。)
  • 使用するスーパーコンピュータはGrand Chariot 2(GPUノード)になります。
  • コンテナを実行することが可能なSingularityを利用することができます。ただし、コンテナイメージの編集はスパコン上ではできません。

参加申込

  • 参加費:無料
  • 定員:20名程度 ※個人単位での参加を想定しています。
  • 申込期限:2025年6月11日(水) 17時
  • 参加フォーム:こちらのフォームからお申し込みください。 参加申込の受付は終了しました。
  • 備考:申込者多数の場合、先着順で受付します。

お問い合わせ先

北海道大学情報基盤センター
E-mail: hsay[at]iic.hokudai.ac.jp ※ [at]を@に置き換えてください。