医学部陽子線研究施設地点での発掘調査!(4月1日〜5月31日)終了


2011.5.31 発掘調査が終了しました!

医学部陽子線研究施設地点での発掘調査は、調査区内の北西側で確認された「北海道式古墳」1基の周溝部分を調査して終了しました。今後は、出土資料の整理作業を進めていく予定です。

 

2011.5.25 「北海道式古墳」の溝部分の調査がさらに進みました!

「北海道式古墳」の溝部分の調査も進み、溝内からの土器の出土状況もより詳細に把握できるようになりました。また「北海道式古墳」に関しては、群集して分布する傾向があるため、周囲に同様の遺構がないかどうかの調査も進められています。

 

2011.4.30 「北海道式古墳」の周溝部分から遺物がさらに出土してきました!

医学部陽子線研究施設地点の発掘では、現在、「北海道式古墳」の周溝部分の調査をさらに進めています。周溝内からは、鉄製の鋤先、あるいはほぼ完形になるまで復元可能な擦文土器などが相次いで発見されています。これらの遺物は、遺構の年代やここでおこなわれていた(儀礼的な)行為の復元に役立つと考えられます。

 

2011.4.19 「北海道式古墳」が発見されました!

医学部陽子線研究施設地点では、発掘調査の進展により、地表下0.6〜1.0mの深さから楕円形にまわる溝が発見されました。溝の横幅は約0.7m、深さは0.3〜0.4m程度です。発見された溝の全体形は、7〜8m程度の直径の円形を呈していたと考えられます。溝を埋めている堆積物のなかからは擦文文化前期の約8〜9世紀頃の土器や鉄製品が出土してきました。溝のなかの出土遺物および溝の形態から、この遺構は周溝と墳丘が組み合わさる「北海道式古墳」ではないかと考えられます。今回の発掘調査では、「北海道式古墳」の周溝を確認することになりましたが、その主体部は調査区外に残されているとみられます。 「北海道式古墳」は、擦文文化の頃の石狩低地帯で主に構築されていた墳墓の形式です。類似した墳墓の形式は、東北地方の末期古墳においても見ることができます。このことは、当時の北海道と東北地方との文化的・社会的結びつきを考えるうえで重要な意味をもっているといえるでしょう。
今後は、周溝の詳細な形態の把握などを進めていく予定です。

 


2011.4.8 擦文土器が出土しはじめました!

医学部陽子線研究施設地点での発掘調査は、天候にも恵まれ、順調に進んでいます。調査区の西側を中心にして、遺物や遺構が発見され始めました。写真は擦文土器の出土状況です。今後は、どのような性格の遺構なのかを把握していきたいと思います。

 

2011.4.6 発掘調査を開始しました!

調査室では4月上旬から歯学部病院の北側に位置する医学部陽子線研究施設地点において、発掘調査を始めております。昨年実施した試掘調査では、擦文文化の遺構が確認されており、どのような性格の遺跡なのか成果が期待されます。発掘調査の進捗状況については、本ホームページで随時お知らせいたします。

 





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