Topics

研究発表募集(事務局より)

今年度も北海道芸術学会では、総会と例会の時期を迎えることになりました。今回は2017年3月4日(土)に北海道立近代美術館講堂にて2016年度総会および第28回例会を開催いたします。つきましては、会員の方々からは活動の成果を紹介していただきたく、例会での「研究発表」への応募をお願いいたします。発表を希望される方は、以下の項目について委員の谷古宇(やこう)までメールにてお知らせください。
・ 御氏名
・ 御所属
・ 発表題目
・ 400字程度の要旨

宛先のメールアドレスは yakou[at]let.hokudai.ac.jp です。
期限は、1月31日(火)とさせていただきます。
なお発表時間は、30分程度を予定しておりますが、応募者の多寡によっては変更
になる場合があります。

それではよろしくお願いいたします。

谷古宇尚(北海道芸術学会委員)

 

展覧会のお知らせ(於:北海道立近代美術館)

片岡球子 本画とスケッチで探る画業のひみつ

会期:2017年1月4日(水)〜3月20日(月・祝)
休館日:月曜日(ただし1月9日、3月20日は開館)、1月10日
開館時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
会場:北海道立近代美術館 展示室B
観覧料:一般1,000(800)円、高大生600(400)円、小中生300(200)円


札幌生まれの日本画家・片岡球子(1905〜2008)は、ときに破天荒と評されたほど、型破りな作風で知られます。ほとばしる自然のエネルギーを描き出した山シリーズ、歴史上の人物や役者の相貌にその人の生きざまを表出させた〈面構〉、雅楽や舞楽に取材し絢爛豪華な色彩を爆発させた作品など、80年にわたる長い画業の中で、何度も日本画の常識をくつがえしてきました。そんなダイナミックな球子作品の根幹にあったのが、まずは対象と真摯に向き合うことから始まるスケッチでした。

 スケッチブックの一端がようやく公開されたのは、球子が100歳のとき。そして2014年から2年を費やした集中的な調査によって、小学校教師時代の初期から最晩年に至るまでに球子が描きつづけた約350冊のスケッチブックの全貌が浮かび上がることとなりました。一群のスケッチは、球子の制作プロセスを読み解く貴重な資料であるとともに、その瞬間その瞬間の画家の息づかい、描くことへの情熱、ときには苦悩が痕跡を残し、本画に劣らぬ迫力で観る者にせまります。膨大な数のスケッチブックを初めて主役に据える本展では、当館所蔵の本画約30点もあわせて展示し、両者を一堂に会することでしか見えてこない球子の創造のひみつを探ります。

 

【関連事業】
◎新春!球子みくじ
 2017年の初詣はぜひ美術館で!
 日時:2017年1月4日(水)〜8日(日)展覧会入場者各日先着20名
 そのうち各日「あたり」を引いた2名様に、展覧会ポスターまたは関連小冊子を贈呈(各1名)


◎見どころトーク
 展覧会の見どころを学芸員がわかりやすく解説します。
 日時:2017年1月7日(土)・2月18日(土) 14:00〜(13:30開場、約40分)
 場所:当館講堂(定員230名・聴講無料)
 講師:松山聖央(当館学芸員)、門間仁史(当館学芸員)


◎講演とシンポジウム
 本展のテーマである片岡球子を中心に、複数の画家の構想・スケッチ・下絵に焦点をあて、
 絵画作品がどのように生み出されるかを探ります。
 日時:2017年3月4日(土) 13:00〜16:30
 場所:当館講堂(定員230名)
 講師:土岐美由紀氏(北海道立旭川美術館学芸課長)ほか
 共催:北海道芸術学会
 プログラム:
  13:00〜14:00 講演「片岡球子のスケッチ−知られざる創造のあゆみ」
                        土岐美由紀氏(北海道立旭川美術館学芸課長)
  14:10〜16:30 シンポジウム「手のあと、思考のあと−絵画制作のプロセスをたどる」