もっぱら本学の法学部学生諸君とのコミュニケーションの一助にと作りました。
(その意味で内向きのものです。)
りんごの花
まだあげそめし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
「初恋」島崎藤村『若菜集』
林檎の花の可憐さは格別です。
札幌では本州と比べると少し遅いのですが,5月になると農学部裏手の農場に様々な林檎の花が咲いて美事です。
林檎の花を見たことのない人は是非散歩がてらお出かけ下さい。
卯月(うづき)
新学期の始まる4月は,雅名では卯月といいます。
陰暦四月は新暦の5月頃で,近畿地方では,その頃,うの花の白い可憐な花が咲きます。
小学校唱歌「夏は来ぬ」は,「うの花,におう垣根に,ほととぎす早も来鳴きて,忍び音もらす夏は来ぬ」という歌詞です。
うの花は,うつぎのことで,ユキノシタ科の落葉低木です。
スーパーニッポニカにはつぎのようにあります。
折口信夫(おりくちしのぶ)博士によると、古くはウツギの花の咲きぐあいでその年の豊凶を占ったといい、多い年は豊作と考えられた。これは、ウツギの花が春から初夏への季節の変わり目に咲き、また白く目だつことから、暦の普及していなかったころに季節を知る重要な花であったことによろう。『万葉集』にはウノハナで24首詠まれ、万葉人も関心が高かったことが知られる。
北大キャンパスの正門のある東側の長い長い塀からクラーク会館の南の長い長い塀かけて垣根としてずっと植えられている灌木がうつぎで,札幌ですから6月頃花を咲かせます。
ウノハナは昔は垣根に植えられた代表的な植物だったそうです。強くて枯れにくいことがその理由であったようです。北大の垣根もそれにならったのでしょう。
「うつぎ」は,漢字で書くと「空木」で,木の中が空洞になっていることから名付けられたと考えられます。山に多い五色ウツギも木の中が空洞になっています。
陰暦四月が卯月といわれるのは,うつぎの花が咲く季節だからと考えると納得がいきますが,どうもそうではないようです。
「宙返り何度もできる無重力、広き宇宙に所有権なし」民事訴訟法関連
「宙返り何度もできる無重力、我が身に重し去年の借金(かりがね)」倒産法関連
「本の雑誌」の9月号(数年前のもの)に木村晋介弁護士が「三ケ月教授と僕」を、さらに、11月号に「三ケ月教授と僕(その2)」をのせておられます。なぜ、三ヶ月章『民事訴訟法』(法律学全集)が木村弁護士にとってメウロコ本(目から鱗が落ちるような思いがする本)であったのか分かりやすく書かれています。「本の雑誌」は図書館にあります。若い人を熱く感動させる本、三ヶ月章『民事訴訟法』(法律学全集)を是非手にとってご覧下さい。
法律学(小)辞典を活用しよう。
法律では言葉が重要です。例えば、「取消」と「撤回」。何となく分かっているようで、自分でも良く定義ができないということがあります。そのために、「法律学小辞典」のようなハンディな辞典を常に携帯しすぐ引く習慣をつけることが大事です。もちろん、既存の定義を相対化する試みに法律学の醍醐味もあるのですが、そこにいく前にまず、通常の用法を理解することが必須です。
一般に、言葉があやふやなときにすぐ国語辞典で意味と用法を確かめることが大切です。最近第6版が出た岩波国語辞典のようなすぐれた辞典を身近において常に参照する習慣がつけばおけばあなたの知性がアップします。国語辞書は一冊ではなく何冊か持って読み比べてみることも良いことです。新明解国語辞典などは読んでいて本当に面白い。
「民事訴訟法は難しい上に面白くない!?」
その通りです。しかし山登りと同じで、少し高く登れば、見晴らしもきき、眺めもいいですよ。
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北海道大学法学部HP
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