2004 年 7 月 30 日 (金) 掲載

● スーパーコンピュータで BLAS,LAPACK および ScaLAPACK が利用できます.

ユーザの皆様方からご要望が多かった汎用数学ライブラリBLAS,LAPACKおよびScaLAPACKが, スパコンで利用できるようになりましたのでご案内します. 上記3つのライブラリは Netlib (http://www.netlib.org/)で公開されている FORTRAN 汎用数学ライブラリで, オープンソースであることから広く利用されています. さらに,これらライブラリの利用を前提としたフリーのアプリケーション・ソフトウエアが多く出回っています. ユーザの中にはこれらソフトウエアを導入して研究に活用されている方が少なからずいらっしゃると考えます. 本センターではスパコンの利活用を推進するため,ライブラリの整備を行っています. このたび,スパコン用に上記3つのライブラリを導入することで, ユーザ開発プログラムの大規模・高速計算に貢献できるものと考えています.

導入ディレクトリはホストwine.hucc.hokudai.ac.jp の /usr/SR8000/USR/lib/{BLAS, LAPACK, ScaLAPACK}です. それぞれのディレクトリは同一の構造になっており, ディレクトリ example, lib32, lib64, lib32s, lib64s が含まれます. ディレクトリ example にはオリジナルのサンプルプログラムが含まれます. ただし,その中にある Makefile はそのままでは利用できませんのでご注意ください. lib32s および lib32 が 32 ビットアドレスモード, lib64s および lib64 は 64 ビットアドレスモードのライブラリです. 並列処理を行う場合,ディレクトリ lib32 まはた lib64 にあるライブラリを利用してください. スパコンでこれらライブラリを利用する場合のサンプルプログラム fexample.f, Makefile および実行例を記入したファイル readme.txt をホスト wine の /usr/local/huccsrc/{BLAS, LAPACK, ScaLAPACK}に保存していますので, コピーしてご参照ください.